鹿児島の生活 ことり日記

鹿児島在住、犬と猫とおいしいものが好き。

はま亭 大好き‼︎

もうすぐお盆のこの季節。

同窓会やら帰省した友人やらと会う機会があります。

 

そんな時、お店どこにしようか迷いますよね。大人数の同窓会なら便利のいい場所にするとか、人数の増減に柔軟に対応してくれる所とか…

逆に少人数だとお気に入りのお店に行きたいとか…

 

先日、久しぶりに友人と二人でランチをしました。

お店選びの条件は下記の通り

 

・美味しい

・静かな店内

・時間を気にせずゆっくりしたい

  

というわけでグルメ通りのビストロはま亭へ。

facebookこちら ↓

 

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ご夫婦でやってらっしゃる、こじんまりしたお店です。

 

お昼は2,200円と3,500円の2種類。

 

なかなか行けないお店なので、ここは「えいやぁ!」と思いきって3,500円のコースを注文。

詳しいメニューは最後の写真をご覧ください。

 

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前菜 ↑

 

あったかいものやキリリと冷たいもの、歯触りや食感もさまざまで楽しい。

写真右下の蟹のロワイヤル(あんかけ洋風茶碗蒸し的なもの)が特に美味しかった!

上にゴロリとのった鮑が嬉しい。

 

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↑桃のスープ

はま亭のフェイスブックで見て食べたかったの!

 

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↑ パリッと焼いた魚の、上のウニソースが濃厚でたまんない。

 

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↑ 和牛赤ワイン煮 。お肉は3種の中から選べる。

 

下は↓ 友人が選んだ黒豚オレンジ煮。

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↑ ここであったかい緑茶登場。 

こういうの和みます。

 

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↑ 通常はデザート盛り合わせですが、プラス300円で、この季節だけのお楽しみピーチメルバに変更してもらえます。

もちろん、変更してもらいました。

めったに来られないので、清水の舞台から飛び降ります。 

 

お皿の上のグラスは、はま亭でおなじみ「ほうれん草のブラマンジェ」。これ食べると毎回、「今回のはま亭も美味しかった!」と思うのです。

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 ↑ 最後はコーヒー。

 

フェイスブックによると、桃のスープとピーチメルバは8月もメニューにあるみたい。

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↑ 路面に出してあるメニューの黒板。

 

開店と同時に、満席のお知らせが張り出される事もあるので、予約をお勧めします。

ちなみに私が行った日のランチも予約で満席でした。

 

ふぅ〜、大満足!

私はここのお料理が大好き。

 

私にとって洋食では珍しく「食べてホッとする味」。

多少疲れていてもこのお店だったら来たいというか…お料理はもちろん、接客とかお店の雰囲気丸ごと好きなんだと思います。

 

また行きたいなぁ…。

 

ー追記ー

その後うかがった時の春のランチコースの写真もどうぞ ↓

2,200円のランチコースを選びましたが、メインのお肉を+300円の和牛ランプステーキにしたので結局2,500円(税込)となりました。

 

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前菜から、そら豆やアスパラガス等春の野菜が登場。

 

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ホワイトアスパラガスのスープ。

 

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お魚は浅利の出汁を効かせたソースが美味しい!

パンも国産の小麦粉を使っているそうで、もっちりして好きだなあ。

ぺろりと食べちゃったら、お肉の前にもいっこ持ってきてくださいました。

 

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お肉料理は三種類から選べます。

私は和牛ランプのステーキ。

赤身のお肉が好き。

ここで300円アップ。

上で紹介した和牛赤ワイン煮か黒豚オレンジ煮だと2,200円のままです。

 

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デザート盛り合わせ。左上のピンク色は桜のケーキ。

4種類もあると、食べごたえがあります。大満足!

 

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コーヒーを飲んでふぅ~っと一息。

あ~、今回もやっぱり美味しかった!

ご馳走様です‼

夏に食べたいジェノベーゼ スパゲッティ専門店ダローロ

夏になると食べたくなるもの…色々あります。 ちなみにこのブログをスマホでご覧の方は、タイトル下の「夏に食べたくなるもの」のタグをポチると一覧が出てくるので、良かったらご覧ください。

 

で、こないだ食べたくなったのがスパゲッティのジェノベーゼ

バジルと松の実を潰してペースト状にしたソース。見た目は地味なのですが、さっぱりしているのにコクもあって妙にあと引く味わいで、時々…特に夏場に食べたくなる。

 

ただ、どこのスパゲッティ屋さんにも必ずあるというわけでもない。

材料とか作り方とか、割とシンプルだと思うんだけどなんでだろ。見た目が地味だからかな。

 

その日はお昼過ぎ、天文館を歩いている時にジェノベーゼを食べたくなったので、スパゲッティ専門店ダローロへ。

詳細はこちらをどうぞ ↓

http://www.tenmonkan.com/shopdb/?shopid=1415

この店はしょっちゅう行列が出来ています。

でもこの日はお昼をだいぶ過ぎていたせいか、カウンター席が一つ空いていてするりと着席。

 

このお店は、すべてのスパゲッティにバーニャカウダと… ↓

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 季節のスープ ↓ がついてきます。

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ここのバーニャカウダ、おいしくて好きです。

ソースも充分にあるので、たっぷりつけても大丈夫!

あと、シンプルな具材のスパゲッティを注文しても「野菜とったもんね」という気になるし。

 

そして、ジェノベーゼ

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はぁ〜、これこれ。

食べたいモノを食べたい時に食べられて幸せ〜。 以上3点で1,200円。

 

そして、この日はちょっと贅沢してデザートにコーヒーゼリーとブラマンジェも。プラス300円でした。ふう〜っ大満足。

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ちなみにメニューはこんな感じ ↓

このお店では「ジェノバ風バジリコのペースト」という名称でした。

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ご馳走さまでした。

 

追記

その後、ダローロは天文館から移転してしまいました ↓ 残念。

 

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ゆとりの空間 山形屋店

料理家栗原はるみさんのお店、ゆとりの空間 山形屋店に行ってきた。↓

http://www.yutori.co.jp/shop/restaurant/kagoshima.html

 

ゆとりの空間 宮崎山形屋店には10年くらい前に行った事があって、鹿児島の山形屋にもあるといいのになぁとずっと思っていたので、しばらく前に開店した時は嬉しかった!

 

鹿児島店開店当時のランチタイムはいつも大行列で、入り口からエレベーターの前の椅子までズラッと待っている方が座ってましたが、もう落ち着いたかな?と思って行ってみた。

 

私は特に料理好きな「ハルラー」というわけでもないのですが、料理本をゴロゴロしながら眺めるのは昔から好き。

その中でも20年ほど前に出会った栗原はるみさんの「ごちそうさまが、ききたくて。」と「もう一度、 ごちそうさまがききたくて。」は、とにかく写真やレイアウトが綺麗で、よくめくっては「おいしそ〜」と溜め息をついてました。

 

ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選

ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選

 

 

 

 ちょうど年齢的にも家庭料理が食べたくなる頃だったので、その中のいくつかは自分でも作ってよく食べていました。今でも作り続けているレシピもあります。

あ、そういえば昨日も「小松菜と厚揚げの煮物」を作ったんだっけ。お世話になってます。

 

で、この ゆとりの空間 では、栗原はるみさんの料理本でおなじみの料理がいただけるんです。一度食べてみたかった!という方はもちろん、栗原はるみさんのレシピを作った事のある方は、果たして自分はレシピをちゃんと再現できていたのか?確認できるチャンス。

 

ちなみに私は、栗原さんのレシピ「千切りにんじんとツナのサラダ」をスライサーで作っているのですが、以前ここのお店で食べたら、にんじんの太さが違った…こっちはちょっと太かった。

で、太さが違うだけで、料理の印象が結構違って驚いた。

でも、どっちも美味しかったんですよね。

多少ザックリ作っても美味しいというのが、栗原はるみさんの人気の秘密かも。

 

メニューは月ごと、季節ごとに変わって楽しいし、定食や丼ものとボリュームもいろいろ選べます。

 

今回頼んだのは、

 栗原さんちのえらべるお昼ごはん 税込1,404円↓

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メインは6種類から選べます。

これはエビナゲットスイートチリソース

副菜は毎月変わります。

7月は、そうめんサラダと五色きんぴら

 

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飲み物とデザートも付きます。

 

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テーブルに置いてあるペーパーには、栗原はるみさんのレシピが沢山紹介されてます。

このペーパーは持って帰ってもいいみたい。

 

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テーブル席もカウンターもあって、グループでもおひとりさまでも大丈夫。

11時に入った時は、さすがに空いていましたが、12時に出ようとしたらテーブル席は満席。早めの入店をお勧めします。

 

カウンター席には、栗原はるみさんの料理本が一杯置いてあって手に取れるので、購入しようと思っている方は多くの種類からじっくり選べます。

 

また、食器も栗原はるみさんのプロデュースした商品なので、実際使ってみて気に入ったら、ショップで購入できるのも嬉しい。

私は、一番上の写真に載っている箸置きにもなる豆皿が気になってます。

ちょっと漬物ものっけられて便利そう。

買おうかな〜どうしようかな〜。

なにかと色々楽しいお店です。

かつ寿で ひとりとんかつ

時々、お店でとんかつを食べたくなります。

お店でとんかつ食べるのって、パン粉もざっくりしてたりラードのいい匂いがしてたり、人気店だと 活気もあってワクワクする。

 

ただ…とんかつ屋さんって女性ひとりで入りにくい。

なんかこう、店構えからして男っぽい店が多いと言うか。

「本気でとんかつ食べたいんだなっ⁉︎」

「本気のやつだけ入ってよし!」

みたいな感じで。

 

と言うのも私、とんかつは好きなんだけど、量は少しでいいのです。4切れくらいで。

食べきれないから。

気の置けない同行者がいる時は食べ始める前にとってもらったりできるのですが、ひとりで行って食べきれなかったらお店の人に申し訳ない…と思うとますます入りにくい。

 

メニューに串カツ定食がある店、増えるといいのに。

大阪名物の一口サイズのじゃなくて(もちろん、あれはあれで美味しいけど)ほら、あの豚と玉ねぎが交互に串に刺してあるの。あれ二本とキャベツと味噌汁、ご飯があれば充分なんだけど。

漬物なんか付いてるともう、言うこと無しなんだけど。

 

 そんな〝とんかつ少食″の私がひとりとんかつの時行くのがアミュプラザ地下の「かつ寿」。ホームページはこちら↓

http://www.jf-group.co.jp/restaurant/katsuju/

 

カウンターがメインのお店で、駅ビルという事もあって入りやすい。

女性ひとりでも全然大丈夫。

先日、ひとりで食べに行った時も私の両隣は

女性お一人様でした。

 

私がいつも注文するのは

ヒレ&野菜かつ定食970円 ↓

 

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かつを見やすく並べてみました ↓

 

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とんかつの量が私にとって理想的なのと、他ではあまり食べる機会のない野菜かつが食べられるのが嬉しい。

野菜は季節によって変わりますが、この日はズッキーニ、茄子、かぼちゃ。

 

パン粉は豚肉が粗めで野菜が細かめ。

 

とんかつ用のソースは甘口と辛口があり、別に野菜かつ用のたれも付きます。

ハーブソルトやすりごま、からしもあるので色々試せるのも楽しい。

 

キャベツはお代わり自由で、わざわざ呼ばなくても向こうから頃合いを見計らって声を掛けてくれます。

ドレッシングは和風とだいだいの2種。

お漬物は取り放題。

ちなみにご飯の盛りも注文する時聞いてくれます。私は少なめで丁度いい。

 

メニューはこんな感じです ↓

 

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ふと、とんかつが食べたくなった時に女ひとりでもふらっと入りやすくて千円でお釣りがくるかつ寿、お世話になってます。

墓じまい…終了!

墓じまい…それは私の母(80代)が数年前から考えていたことでした。

詳しくはこちらをどうぞ ↓ めんどくさかったら飛ばしてください。

 

maru-piyoko.hatenadiary.jp

 

 

maru-piyoko.hatenadiary.jp

 

あれから足掛け2年、母はついに鹿児島市の納骨壇を購入、そしてこの春、納骨まで無事終了しました。

長かった…。

まあ、こんなに時間がかかったのは、「納骨壇を作るらしい」という情報を聞きつけてから完成するまで待ってたからなんだけど、完成してみればちゃんとした駐車場もあるし、木の香りがするとっても気持ちのいい建物だし、法要をする本堂は床暖房で快適だし、大満足。

家から少し遠くなったものの、母も私もこれから更に年取っていつまでも今の住所にいるとは限らないし、新しい納骨壇は市電の停留所すぐなので、自家用車を手放しても行きやすい。

 

実は私、墓じまいをするにあたって、一番びびっていたのは遺骨の移動でした。

事前に市役所の環境衛生課に提出する書類関係は、まあ面倒だけど聞きながらなんとか済みました。

それよりも気になったのは、納骨壇の注意書に、墓地に納められている骨壷には水がたまっていることがあるので、必ず乾燥させるか再火葬するかして持ち込むようにと書いてあった事。

 

母が既に墓じまいを済ませている友人たちにリサーチしたところ、

「晴れた日に墓参りに行って天日干しをした」「火葬場で再火葬した」との声。

天日干し…お墓で遺骨を広げる…乾くまで待つ、はちょっと勇気がないなあ…ということで再火葬にすることに。

 

幸いにもウチのお墓を作ってくれた石材店はまだ営業されていて、しかも作って下さった方もお元気だったので、手伝ってもらうことにしました。

 重い石をずらして墓の下に入ってもらい骨壷をすべて出してもらうと全部で10個。

骨壷には水がたまっているので1個1個蓋をずらして壺を傾け水気を切り、中身の遺骨は一人分ずつビニール袋に移して名前を記入。

遺骨=人骨と思い、最初はおっかなびっくりでしたが、石材店の方々があまりに自然にサクサクお仕事をされるので、こちらもだんだん慣れてくる。

いくつか名前の消えてしまった骨壷があって、ちょっと焦りましが、

「男性?女性?骨の大きさが違います」

「亡くなった年代は?若い方は骨の詰まり方が違いますよ、ほらこんなふうに」

という石材店さんの的確な助言で見分けがついて助かりました。

 

すべての遺骨をビニール袋に移したら、再火葬の日まで再びお墓の下に入れておきます。骨壷はまた新しいものを買い直すことにして、石材店さんに処分を依頼。

 

火葬場に「再火葬」の予約を入れ、当日の朝また石材店の方にお墓の下から遺骨を取りだしてもらい火葬場へ。小川町の陶器店で購入した新しい骨壷も持参。

ちなみに骨壷はアマゾンでも売ってました ↓ 何でも売ってるんですね。びっくり。

 

再火葬は結構早く終わります。缶コーヒー飲んでしゃべっていたらすぐ呼ばれた。

遺骨を新しい骨壷に納めて、いったん自宅に持って帰り、夕方納骨壇の納骨式に出席。で、遺骨の移動は終了。

 

はあ~っ、仕事量としては大したことないんでしょうが、遺骨を扱っていると思うと、妙に疲れる体験でした。気が張るんでしょうか。

 

その後、納骨壇でのお墓参りは快適です。

お花を換えたり草むしりをしたり掃除をしたりが無い分、あっという間に済んでしまうのでイベント感はありませんが、天気や暑さ寒さを気にしないでいいし、お盆や彼岸の時、混み合った狭い道路を神経を使いながら運転しなくてもいいと思うと気が楽。

 

先に墓じまいをすませた母の友人達が「楽よ~」、「ホッとした」 というのも分かるな、と思うのでした。