県民交流センターの「マノン」でナポリタン!
昔よく行ったのが、東千石町の「琥珀亭」やNCサンプラザの向かいにあった「中村珈琲館」、林田ホテルの1階「リンデン」。そして天文館入口の地下「マノン」…。
はあ~、懐かしい。
今では残っているのは「マノン」と鹿児島中央ビルの「カフェ・ド・マノン」くらいとなってしまいました。
さくっと立ち寄れるセルフスタイルのコーヒーショップもいいですが、昔ながらの喫茶店も捨てがたい。
入店して腰を下ろすだけで何にもしなくていいのが楽でいいですよね。
このあいだ久しぶりに中央ビルの「カフェ・ド・マノン」に行きましたが、落ち着いた雰囲気でくつろげました。ちょっと暗めの照明も気持ちが落ち着きます。
先日、県民交流センターに出掛けたところ、「マノン」のグループ店と思われる「カフェ・グラン・マノン」を発見。
ちなみにこの店舗、路面店ではありません。
県民交流センターの建物の中、西側1階にあります。
完全な室内ですが、吹き抜けからの光が差し込んでオープンカフェみたいですよね、オシャレ!
以前は2階でもっとこじんまりした店構え(というか喫茶コーナー)だったと記憶していますが、いつの間にこんなに変わってたの?知らなかった。
店内もカッコイイです。
入口横にカウンター席。
左手には2人掛け、4人掛けのテーブルと椅子席が数セット。
右手にはゆったりしたソファーとテーブルの応接セットみたいなのがが数点。ゆっくりできそうです。
結構収容人数も多い。
ナポリタンセットを注文。
ナポリタン、コーヒー、ヨーグルトで950円(税込)。
パスタが生めん(メニューに書いてあった)でモチモチしてました。ソースも甘すぎず美味しかった!
途中、粉チーズやタバスコで味に変化をつけられるので飽きません。
デザートのヨーグルトは水切りしてあるのかな?水分が少なくて軽い食感。ブルーベリーのソースとよく合います。あと口さっぱり。
喫茶店でナポリタンを食べるのって何年ぶりだろう?なんだか昭和のイメージ。
コーヒーのミルクがポーションタイプのコーヒーフレッシュでなくて、ちゃんとホントのミルクなのもポイント高い!
初めて入るお店なのになんだか懐かしいような不思議な気分。
県民交流センターの駐車場はセンター利用者2時間無料です。
車でふらっと寄れるのも便利。
地元の喫茶店は時々利用して大事にしていきたいな、と思いました。
ダンケンコーヒーが開店してた!
鹿児島市天文館のにぎわい通りを歩いていると、「danken COFFEE」という新しいお店がオープンしていました。
以前、お菓子の「青柳」があった場所(昔の林田ホテル裏手)です。
どうやら鹿児島市のパン屋さん「ベッカライダンケン」の新しいお店のよう。
私、グループ店も含めてベッカライダンケンのファンなんです。
前に、こんなの書きました↓
…という訳で、いきなり入店!
チェーン店のコーヒーショップとほぼ同じシステムで、作り置きの包装済サンドイッチやスイーツがレジの横にあります。
その他に注文を聞いてお店で作ってくれるピザトーストも数種類ありました。
時間が無かったので、作り置きのローストビーフサンドとアイスカフェオレを注文。
レシート無くしちゃったけど、合計700円台だったと思う。
はむはむ…ん〜、やっぱりダンケンのパンはいい感じに弾力があって、具もおしゃれで美味しいなあ。
お店の中は奥行きがあり、4人掛けのボックスシートやカウンターのおひとり様席もあります。落ち着く感じです。
カウンター席はコンセント付き。ビジネスや勉強にも便利ですね。
お持ち帰りでお菓子も!
上から左回りにシュークリーム、なめらかプリン、ラムレーズンサンド各165円。大人のティラミス238円。
ラムレーズンサンド、持ち帰りの間にぶつけて割れちゃいました。
購入した時はちゃんときれいでしたよ、念のため。
他にもアッフェルバウム(バウムクーヘンの中にリンゴのコンポートが入ったもの)のピース売りもありました。
そういえばベッカライダンケンはアンデンケンというバウムクーヘンのお店も出してますよね。一度に色々買えて楽しいな。
作り置きの包装済サンドイッチと取り合わせて、お土産や差し入れにも喜ばれそうだなと思いました。
ちなみに2018年10月の営業はこんな予定らしい↓
もうちょっと寒くなったら、店内で作るピザトーストもあったかくて美味しそう。
楽しみです‼︎
「はなまるうどん」の天ぷら定期券で130円ランチ!
鹿児島市東千石町、アイムビル裏手の「はなまるうどん」に時々行きます。
讃岐うどんといえば、鹿児島では別のチェーン店の方が有名ですが、私は本場・香川の高松市で生まれたここが一番好き。おつゆが優しい味であまり外食っぽくなく、麺も柔いのがデフォの九州人として、コシが強すぎず、食べるのに疲れない。
何といっても、トッピングを乗っけても値段がお手頃なのがありがたい!
で… 早い! 美味しい!
いつもお世話になってます。私の場合、かけうどん小(税込130円)に、その日の気分で何か乗っけてランチ一丁あがりです。結構安上がりです。
そんな中、しばらく前から天ぷらのポスターが貼ってあるな、と思ってはいたのですが、なんとなくスルーしていました。
でも先日じっくり見てみると……ええっ!
どえらいお得じゃない⁉
数量限定でしたが、まだ売ってたので購入しました。
ぴらぴら~と開いてみると、ガストや吉野家でも使えるらしい。
ますますお得じゃないですか‼
早速、使ってみました。
かけうどん小に海老天ぷら、セルフトッピング で天かすどっさり。うん、これは私が最も好きな組み合わせ。
果たしてお値段は…
何と130円!ぽっきり‼です。
私、いい年したオトナだけど、この日のランチ代130円でございます。
でも満足度高いですよ。
ああ~、「秋の天ぷら定期券」もっと早く購入すればよかった!
終了まであと20日足らず、使い倒すぞ~!
60年前の名画「危険な関係」を観てきた!
マルヤガーデンズのガーデンズシネマで「危険な関係」を観てきました。
1959年(日本公開は61年)のフランス映画です。
ジェラール・フィリップとジャンヌ・モローを大きなスクリーンで観てみたいとず~っと思っていました。どちらも往年の大スター!この映画だと一度に二人観れちゃう!
なんとありがたい。
ジャンヌ・モローは私が20代の頃、テレビでフランソワ・トリュフォー監督のサスペンス「黒衣の花嫁」を何の予備知識もなく観て、「この、ただものじゃない感じがビシバシする女優は誰⁉」と気になって、その後「死刑台のエレベーター」「突然炎のごとく」などいろんな作品に触れて憧れてました。
そして、ジェラール・フィリップは映画は今回初めてですが、惚れ惚れするような白黒の端正なポートレートと「ファンファン」という愛称、そして「肉体の悪魔」「モンパルナスの灯」といったフランス映画史上の名作を数多く残しながら、36歳で早逝したというプロフィールにずっと興味を持っていました。
この映画はざっくり言うと、配偶者の他に常に複数の情事の相手をもつ夫婦の話です。
これ、よっぽど魅力的なカップルでないと話もたないと思うんですよ。
説得力もないし、共感もできないし。
なのに、この二人が出てくると…
絵になる!
雰囲気ある!
素敵~!
無敵!
もう、うっとり。
やってることは反道徳的なのに、格好よくすら見えてくる不思議。
公開当時は本国フランスで上映禁止、海外輸出禁止にもなったらしいですが、
半世紀以上前の映画だけあって、直接的な表現はほとんどないのです。
でも、ジェラール・フィリップのたらしっぷりがすごい!
全く肉食っぽくない、誠実そうな見た目とのギャップにやられます。
こりゃ、言い寄られたら抗えないな。
あ、ちなみに同じ原作を韓国で映画化したのが、ペ・ヨンジュンの「スキャンダル」です。プチ情報でした。
日本で映画化するとしたら誰がいいんだろ、竹之内豊?福山雅治?
日本版も観てみたい気もしますが、内容が内容なだけに他の国の別の時代の方がしっくりくる……というか冷静に観られるかも。
昨年、89歳で亡くなるまで おばあちゃんになってもイカしてたジャンヌ・モローはもちろん素敵でございました。
この頃からタバコの吸い方が格好いいんだよ~。不機嫌そうな口元と、片眉をグッと上げて問いかけるようなまなざしに痺れるんだよ~。
ところで今回、顔が意外と大きいのを発見。
時代?エリザベス・テーラーも結構大きいよね。
久しぶりに大きなスクリーンで昔の映画を観られて大満足。
やっぱり映画館だと浸れます。
昔よく通っていた東千石町のプラザ80や120を思い出しました。
こういう作品を上映してくれるガーデンズシネマは貴重です。
この秋にはこんなそそられる作品の上映も控えてるらしい ↓
「バーフバリ」がとても好きな映画だったので大変楽しみです。
早く見たいな~。
映画「カメラを止めるな!」を観てきた‼
ホラー映画は苦手で普段はまず見に行かないのですが、とってもヒットしているらしいという噂を聞いてTOHOシネマズ与次郎へ行ってきました。
というのも先日初めてインド映画を見たところ思いがけず大変好みだったので。
今、普段見ない映画を観るのに積極的になっている時期みたいです。
ちなみにそのインド映画はマルヤガーデンズのガーデンズシネマで上映の「バーフバリ」。
マサラ上映も気になる。
そういえば鹿児島市での「カメラを止めるな!」の上映館はTOHOシネマズ与次郎とガーデンズシネマです。
で、話は戻って「カメラを止めるな!」の感想なのですが…。
見始めてすぐ「しまった」と後悔。
ホラー映画を見慣れてないので、ちょとしたシーンにびびって疲れるんですよ。
分かっていたこととはいえ、血しぶきも気持ち悪い。
自主映画で手持ちのカメラで撮影するという設定のせいか、やたらとカメラがぶれて画面酔いのようになってしまい辛い。
辛いところに延々続く女優の悲鳴と大音量のサウンドトラック。
席を立とうかと思ったのですが、お客さんが一杯で通路までが遠い…。
「もうこの状態が私にとってはホラーだよ」と思いつつ、しょうがないので、話が落ち着くまで待つことに。
私はホラーが苦手だから嫌でも、他の人はこういうのがいいのかもしれないから、盛り上がっているかもしれないとこ邪魔しちゃ悪いと思って。
よそ様のシマ(ホラー好きの中)に遊びに来て、失礼があってはよくないですから。
薄目をあけてあんまり血をみないようにして、カメラが走る時はしばらく目を瞑るという何やってんだ状態で切り抜けた最初の37分。
その後話が落ち着いてきたので帰ろうかなとも思ったのですが、その頃には画面を見るのがあまり辛くなくなってきたのでそのまま見続けることに。
お金もったいないし。
すると、あら、あらら…不思議。
「え、そうなるの?」
「へ、そうしちゃうの?」
「は、そんな人だったの?」
思わぬ展開でだんだん話に引き込まれて行って、登場人物に愛着がわいてきます。
いるいるこんな人、あるあるそんなこと。
しまいには、な…なんとビックリなことにすごく後味の良いフィナーレ。
いや~、え〜、ホント?
「ホラー映画見に来て大失敗」と小一時間前には自分を呪っていたのに、あんな気持ちやこんな気持ちになって映画館を後にできるとは。
後味のよさで最初のしんどさも帳消し。おつりがきました。
席立たないで良かった!
ネタバレになっちゃうので詳しいことは書きませんが、
冒頭、画面に酔って気持ち悪くなったけれど、立ち直った観客もいるということを誰かに伝えたかったのでした。
やっぱりたまには違うジャンルの映画を見なきゃ!食わず嫌いはよくないかも、と思った午後でした。