京都市美術館名品展に行ってきた
鹿児島市立美術館で開催されている「京都市美術館名品展」に行ってきました。
だってほら、看板の右手にはワンコの絵が。これはいかなくちゃ。
ちなみに鹿児島市立美術館のHPはこちら ↓
9時30分のオープンより少し早く着いたところ、入口に10人くらい待っていました。
開場になるとチケット窓口に列ができましたが、私は前売り券を持っていたので、直接展示室に向かい、半券をもいでもらって、すぐ絵を見ることができました。
前売り券、おススメです。ちょっと安いしね。
開場記念ということで、こんなものまでもらっちゃいました。 ↓
裏はこんな感じ。
A5サイズのクリアフォルダー。
春らしくて素敵です。
サブタイトルに「憧れの京都、麗しの美人画」とあった通り、美しい着物姿の美人画が多い。
さあ、早速お目当ての菊池契月の「散策」へ!
う~ん、やっぱりいいなあ。そして、結構大きい絵なんだ。
この犬、西洋の犬かな? ↓
※絵はがきより
帰ってからネットで画像検索してみたら、「スルーギ」=別名アラビアン・グレイハウンドという犬っぽい。
北アフリカのモロッコ原産らしい。
1934(昭和9)年という時代に日本で飼ってたなんて、びっくり。
そして、実際に見てみて一番好きだったのがコレ↓
丹羽阿樹子「遠矢」。1935(昭和10)年の作品。
※絵はがきより
なんて素敵なお洋服なの!
チャイナドレス風の襟といい、ウエストからスカートの切り替えといい、うっとり。
一緒に行った母親も「私が生まれた頃のお洋服だけど、とってもおしゃれね!」
と見とれていました。
それにしても、約50点もの美人画を見ていて思ったこと。
現在、女性が普段着ている洋服で柄物の布地をある程度の広い面積で身にまとうことってほとんどありませんよね。
せいぜいブラウスやストールくらいで、分量としてはB3サイズ前後。
でも、この絵画展は作品の大きさもあって、着物やワンピースで全身を柄物の布地で覆いつくす感じ。
いい、すごくいい。
女性のあでやかさ、華やかさが引き立って、見ていてうきうきしてしまう。
あ~、こういう風に着物やお洋服を着こなす時代がいつかまた来るのかな。来たらいいのにな。
絵がお好きな方はもちろん、お着物やお洋服が好きな方も楽しいと思います。
素敵な柄物の春のお洋服を一着買いたくなる、そんな気になる展覧会でした。
2016 3/25(金)~5/5(木・祝)
鹿児島市立美術館=099(224)3400
開館時間 午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 3月28日、4月4・11・18・25日