映画「舞妓はレディ」を観に行ったらミッテ10がとってもお得だった その1
鹿児島中央駅アミュプラザのミッテ10で映画「舞妓はレディ」を観てきました。
主演の上白石萌音(かみしらいし・もね)ちゃんは鹿児島出身。2011年東宝シンデレラオーディションで、当時10歳だった妹の萌歌(もか)ちゃんがグランプリ、12歳だった萌音ちゃんが審査員特別賞と姉妹で受賞した時は、快挙としてニュースでも取り上げられました。
その時、私は漫画「ちはやふる」を大人買いしてイッキ読みしていたので、この姉妹を主人公の子ども時代にして「ちはやふる」を実写化してほしい!と、思ったものです。
その上白石姉妹のお姉ちゃん、萌音ちゃんの主演映画をこんなに早く観れるなんて。しかも、「Shall we ダンス?」の周防正行監督の映画なんて…嬉しすぎる。
面白かった~。
楽しかった~。
「ま~いこ~はレディ~♪」
見終わっても上白石萌音ちゃんの歌が頭の中をぐるぐる。
そもそも私は、垢ぬけない女の子が年上の男性に磨かれて美しくなる映画が好きみたいで、この作品の下敷きになっているオードリー・ヘプバーンの「マイ・フェア・レディ」はもちろん、同じヘプバーンの「パリの恋人」、レスリー・キャロンの「恋の手ほどき」とか大好き。
だからこの作品も楽しみにしていました。
萌音ちゃんの田舎っぽさがイイ! カワイイ! 健気! もう、愛しい!
最初おどおどモジモジしているのに、歌ったり踊ったりすると堂々としてイキイキと輝きだす。見てて気持ちがいい!
映画「舞妓はレディ」 ミュージカル・ソングス&サウンドトラック・コレクション
- アーティスト: VARIOUS ARTISTS
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
京都のお茶屋さんの裏側も覗き見れて面白かったです。
なぜ「一見さん」お断りなのかとか、芸妓さんが苦手なお客様のご飯のお誘いを角を立てずに断る方法とか、周防監督の映画って、いつも興味深い新しい世界を教えてくれる。
京都に行きたくなっちゃった。
「マイ・フェア・レディ」へのオマージュ?と思われるシーンも随所にあって楽しい。
「京都の雨はたいがい盆地にふるんやろか」にはクスリ。
「マイ・フェア・レディ」をご覧になったことのない方は、併せて観ると楽しいと思いますよん。
↓ここからはネタバレかもしれませんので、ご注意。
ただ、萌音ちゃんの相手が長谷川博己って年が離れすぎてるけど、二人の関係はどうするのかな?と思っていました。
何もないのもつまらないし、この年齢差で何かあるのもちょっと…
実際観てみたら、萌音ちゃんの少女らしい健気さと、長谷川博己の脂ギッシュ度ゼロのつるんとした感じがこのビミョ~な年齢差の師弟関係に清潔感を与えていて、ほど良い距離だったと思います。
萌音ちゃんの「せんせ大好き」というセリフも自然で微笑ましかった。
しかし、長谷川博己のディープな鹿児島弁のうまさにはびっくりしたなあ。
ちょっと映画館の客席がどよめいた感じがありました。
そしてこの日は映画以外でも、とても幸せな1日でした。
(続く)