鹿児島の生活 ことり日記

鹿児島在住、犬と猫とおいしいものが好き。

宮崎 入りにくい居酒屋「活火山」に行ってきた‼︎

先日、宮崎の「活火山」という居酒屋に行ってきました。

 

https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45002896/

 

知り合いが宮崎在住の方から教えてもらったお店です。

私、下戸なのですが居酒屋でいろんな料理をつまむのは好き。

 

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パッと見、「入りにくい居酒屋」って感じしません?

ちなみにのれんの左側に見える「活火山」の店名は、白い紙にマジックペンで書いてありました。いい感じの力の抜け方です。

 

1年程前に初めて行ってから、妙に気に入って今回3回目。

店内は昭和な雰囲気(褒めてます)。

入ってすぐこじんまりしたカウンター席があり、小上がりの座敷は衝立で仕切ってあります。なんか落ち着く。

 

30年くらい前、よくこういう店に会社の人たちと行ったなあ…

会社のオジサンが「ここはコロッケがうまいんだよ」なんつって。

「へ~、そうなんですか?」と答えつつ焼酎のお湯割りを作ってあげたりなんかしてたな、懐かしい。

 

メニューはこんな感じ ↓

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下戸2人だったので、のん兵衛さんたちの邪魔にならないよう開店と同時に入店。

ウーロン茶を注文。

 

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ペットボトルで出てくるので飲む分だけグラスに注いで、残ったら持って帰れます。

 

カツオの刺身。

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有無を言わさず刺身の上にニンニクがのっかってます。

「ウチはコレがうまいと思う」って感じでしょうか。

実際美味しいんですよ。

 

チキン南蛮 ↓ タルタルが甘めで美味しい。

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コロッケ ↓ そういえばこのお店もコロッケが評判らしい。

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クリーム系ではないのですが、なんかジャガイモがトロっとして自然な甘さがある。 

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コロモのサクサク感とか、ソースのこっくり感がすごく好み。

 

そして、ご飯が食べたくて、メニューにないのに図々しく頼んだおにぎり。

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ソースのかかったアッチッチの揚げ物をかじり、握りたてのおにぎりをほおばる幸せ。

時々たくあんをポリポリ。

 

おでんは好きな具を選んでオーダー ↓

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 このおでん、味噌味にほんのり柚子の香りがしてさっぱり美味しい。

つゆだくにしてもらってゴクゴク。

大根と卵は外せないな。

 

お刺身、揚げ物、おでん。

この3つが全て美味しくて、他にも食べてみたいものがあるのに、いつもお腹いっぱいになってしまう。

この日も入店から40分程で満腹になりお会計でした。

 

他のメニューは今後のお楽しみとして、少しずつ制覇してみたいと思っています。

松本隆特集で島津亜矢が好きになる!

ちょっと前のことですが、3月6日放送のNHK「うたコン」は作詞家・松本隆特集でした。

私、松本隆さんが松田聖子ちゃんの作詞をしていた頃から大好きなんです。あまりテレビには出ない方ですが、この日は生放送に出演と聞いてすっごく楽しみにしてました。

 

聖子ちゃん初めてのベストアルバム「Seiko・plaza」はレコードを買って何度も何度も聞きました。2枚組でね、ちょっとした箱みたいなパッケージだったよね確か。

封入されていた特製クリスタルシングル「With You」が透明なシングルレコードでまた素敵だったんですよ~。

もうレコード針を落とす前からドキドキしたのを思い出します。

 

今でも松本隆作品は聴いています。

なんだろ、聴くといきなり違う世界に連れていかれるような、そんな感じが好き。

あと、知らない世界や言葉を教えてもらえるようなところもありますね。

 

「うたコン」でゴスペラーズ村上てつやさんがおっしゃっていましたが、小学生の頃、聖子ちゃんの「セイシェルの夕陽」でセイシェルって何ですか?って思って自分で調べたそうです。

そういえば私も聖子ちゃんの「Rock'n'roll Good‐bye」でバンジョーって何ですか?って思って調べたのを思い出した。懐かしい。(ちなみにバンジョーは楽器です)

 

 

 話は変わりますが、私が昔好きだったドラマで2010年のNHK時代劇「咲くやこの花」というお話がありました。

成海璃子ちゃん演じるヒロインの町娘は百人一首が大好きで「大江戸かるた腕競べ」を勝ち進んでいくのですが、このストーリーで鍵となる歌がこちら ↓

「由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ恋の道かな」

 

これ聞いた時、松本隆さんが作詞した薬師丸ひろ子さんの「Woman~Wの悲劇より~」と聖子ちゃんの「哀しみのボート」が頭に浮かびました。

いずれもオールや櫂をなくして、もはや制御できない舟の行方と、運命に流されるままの恋の行く末を重ねている…。

 

以前、松本さんがインタビューか何かで「恋愛は普遍的なものだから時を経ても詩が古びない」といった内容のことを語っていたのですが、この百人一首を聞いた時、「すごい、恋の歌って百人一首の昔から現代まで変わらないんだ」と驚いたのを覚えています。

 

さて、そんなこんなで楽しみにしていた「うたコン」。

聖子ちゃんや原田真二さん、薬師丸さんに南佳孝さんまで!  とてもゴージャスな出演者たちにワクワク。もちろん録画もしましたが、生放送も楽しみたくて気合を入れて観ていました。

 

で、ゴスペラーズの「君は天然色」が終わって、演歌歌手の島津亜矢さんが振り袖姿で現れた時、「あ、ここは録画で見ればいいかな、ちょっくらトイレに…」と席をはずそうとしたのですが(ごめん、亜矢さん)、山下達郎「DREAMING GIRL」を歌いだすと動けなくなってしましました。

 

う、上手い!

ものすごく上手い!聴いてて気持ちいい!

島津亜矢さんってこんなにいい声で上手かったの‼

テレビの前で固まってしまいました。

 

いやはや、演歌の人なんだから上手いんだろうなとは思っていましたが、なんかもう感動レベルに良かった。

サビの高音部分とか、聴いてて体がふわっと浮き上がる感じ。ちょっとびっくりした。

 

 歌い終わった後は 会場で松本隆さんも、

「 島津亜矢、最強ですね」

「はっきり、ノックアウトされました」

 と、べた褒め。

 

 当日の様子は亜矢さんのブログや… 

www.shimazu-aya-koenkai.com

 

 司会の小郷知子アナ(この人も上品で大好き!)のブログでも紹介されています。

www.nhk.or.jp

 

ちなみに 島津亜矢さんのことが気になってアマゾンを見たところ、既にカバーアルバムが4枚も出ていて、どれも大好評っぽい。

 

Singer

Singer

 

 そしてカスタマーレビューが高評価で熱い!

あ~、亜矢さんが歌う「SWEET MEMORIES」が聴きたい。

コンサートにも行ってみたい。洋楽のカバーも生で聴いてみたい。

 

コーフンして、実家に行った時に母に「島津亜矢って歌、上手いね!」と話したら、「亜矢ちゃんは上手かよ。知らんかったね?」と何を今さら的な扱い。知ってる人には当然のことだったか…。

 

松本先生もお気に入りっぽいので、これを機会に松本隆さんだけのカバーアルバムを出してほしいなあ。そしたら絶対買うんだけどね。

AUDREY オードリーのチョコはとってもオシャレ!

もうすぐバレンタインですね。

AUDREY オードリー というお店のジヴェルニーというチョコのお菓子を頂きました。

もう、紙袋から素敵。

 

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マチ部分にもイラストがあり、どこから見てもかわいい。

 

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箱やリボンもオリジナル。

中身に到達する前から既に、何から何まで気が利いている。

 

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じゃじゃ~ん

直径16センチほどのクッキーのバスケットにバラのチョコ!

 

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もう、うっとりして食べるのがもったいないくらい。

 

この店、日本橋と横浜の高島屋にあるらしいです。

また今はバレンタイン時期なので、いくつかの都市に期間限定で出店しているもよう。

「オードリー チョコ」で検索すると色々出てきますよ。

 

売っている店舗も少ないし、公式HPも見当たらないのでレア感満載。

おまけにインスタ映えもしそう。

チョコといちごのお菓子屋さんらしいですが、女性、特に若いお嬢さん方にはうけるんじゃないかな。

 

子どものお誕生会とかする人はテーブルの上に置いて、最後にみんなでわいわい食べるのも盛り上がって楽しそうですし、ちょっとかさばりますが、バレンタインに「奥様やお嬢様と召し上がってください」と言って差し上げると印象に残りそう。

 

もっと小ぶりな商品とか、大きな容器に個包装商品が一杯詰まった商品もあるようです。男性だったら東京に出張とかの折に購入してホワイトデーのお返しをしたら株があがるかも。

「ぶちょう、こんなオシャレなお返しをするとは…あなどれん!」

なんてね。

 

私も機会があったらぜひ店舗におじゃまして、あれこれ買い物してみたいお店です。

あ~、久しぶりに東京行きたいな。

えくぼ屋の「あられこわれ」はとってもお得!

寒い~。

 

しかも長い!いったいいつまで寒いのか、地球温暖化なんじゃなかったのか⁉

寒がりの冷え性なので、家のこたつで丸くなる毎日。

こたつのお供といえば、おせんべいとチョコレートです。

交互に食べると無限ループ…太ると分かっていてもやめられません。

 

ちなみに定番チョコはガーナ。ちょっと贅沢してラミー。

定番せんべいはブルボンのプチシリーズのうす焼きか三幸製菓のミニサラダしお味。

時々、無印良品の黒こしょうせんべい。

 

先日、おせんべいをちょっと贅沢しようと思って山形屋の地下「銀座あけぼの」で甘海老あげもちを購入しようとしたところ、とっても混んでまして…ふっと気が付いたのが、わりと新しく入ったテナントで、おかき・おせんべい専門店「えくぼ屋」というお店。

 

www.ekuboya.jp

 

で、自分のおやつに購入したのがこれ ↓

 

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表に「こわれ」と書いてある商品で税込み378円。200g入ってました。

皿に出すとこんな感じ。

 

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色んな種類が入っていて楽しいです。

「こわれ」って書いてあるけど、そこまでこわれている感じでもなく…。

確かに折れていたり割れているものもありますが、自分で食べる分には全然問題なし。むしろ、一口大で食べやすい。

 

ちなみに、お土産用にちっちゃなトレイに7種類くらいのおかきを詰めた袋が10個入り1,000円前後でよくありますが、あれ1袋17~18gほどです。

えくぼ屋ではない他社製品ですが、たまたま家にあったので量ってみました。

ということは170~180gで税込み1,080円。

もちろん綺麗なラッピング代も入っているでしょうし、割れた商品も入っていないから、そのような金額なのでしょうが、ちょっと割れてるだけで似たような商品が200g378円というのは大変魅力的です。

「えくぼ屋」は味ももちろん美味しかったですよ。

 

そして、さらにはこんな商品も。

 

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買っちゃった。

 

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アーモンドそふとやき塩は115g、ぷかぷか煎だし塩は130g入り。

無選別なのでこわれてないのもけっこう入っていて、あんまりこわれ感がないです。

気の置けない友達だったら手土産にもっていっちゃうかも。

チャック袋なので、自宅でちびちび食べるのにも便利。

私はアーモンドそふとやき塩が気に入りました。見かけたらまた買うと思う。

 

この「えくぼの日」狙っている人が多いのか、1回目は昼過ぎに行ったら売り切れで買えず、2回目にようやく買えました。

先に紹介したお得な「こわれ」も店頭にいつもあるわけではないようです。

「こわれ」た部分がある程度たまってから出るのかな?

 

あられ、せんべい好きの方、もし見かけたらお得でおすすめですよ。

大河ドラマ「西郷どん」観たぞ!

鹿児島とNHKといえば、NHK鹿児島放送局登坂淳一アナウンサーがNHKを退職されたみたいですね、残念。

年明けてから見ないなあ…と思っていたら、まさか退職とは。

あ~、登坂アナ。鹿児島にいらっしゃるうちに一度くらい、天文館とか鹿児島中央駅ですれ違ってみたかった!ホント残念。

 

 さて、気を取り直して録画していた「西郷どん」の1回目、2回目を続けてやっと観ました。

 

西郷どん 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド)

西郷どん 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド)

 

 

感想は…よかった~‼ 地元なのでもうワクワクしながら見ました。

 

相撲で始まる躍動的なオープニングには、これから始まる物語への期待が膨らみ、美しい風景の数々には、何十年も住んでいる私でも「この角度から見る桜島ってこういう形なんだ。」とか「鹿児島にこんなきれいな滝があったんだ」とか発見の連続。

 

桜島って、意外とすっきり見えることがないんです。普段結構ぼや~っと霞がかかったようにしていることが多い。雨上がりの晴天時とか条件が揃わないと絵葉書のようにくっきり美しく見えない。

撮影時はクロサワ映画のように天気待ちとか相当あったんじゃないでしょうか?

 

ストーリーは妙円寺詣りとか洗濯ものは男女別とか、自分が体験してる事や祖母世代から聞いた鹿児島ネタも散りばめてあって話にぐいぐい引き込まれます。

 

磯の別邸で小吉が小さい子を置いて逃げようとするシーンや、小吉を斬ってしまった子が謝りに来ながらも身分の差を意識して責任を逃れようとするシーン、第2回目の百姓の描写等は、正義役と悪役をきっちり色分けしない部分がとっても中園ミホさんの脚本ぽく感じました。

人間色んな面があるからキャラクターに厚みがあるというか…完全にいい人や悪い人ってなかなかいないですもんね。

 

糸ちゃんと小吉の赤い糸めいた子供の頃の出会い、大人になってからの距離感も気になる。

現在アラフィフ以上のおばちゃん達は昔「キャンディ・キャンディ」でこのパターンを刷り込まれてるからね、大好き。

もちろん私も大好物です。これからが楽しみです。

 

あと出演者の方々がバリッバリの鹿児島弁を上手に話しているのにびっくり。

今まで見た鹿児島が舞台のドラマや映像の中でもすごくレベルが高いと思う。

ちなみに私が「鹿児島弁がうまい!」と思った作品はこちら ↓

 

maru-piyoko.hatenadiary.jp

 

maru-piyoko.hatenadiary.jp

 

「西郷どん」ではイントネーションはもちろん、単語も「やっせんぼ」とか鹿児島独自のワードをバンバン使っていて、出演者の方々相当ご苦労されたのではないかと。

それにしても鈴木亮平さんの鹿児島弁はうまかった‼

主役でセリフの量も多いのにすごい!

あと私が印象に残ったのは、久光役の青木崇高さん。「翔ぶが如く」で大久保利通を演じた鹿賀丈史 さんや、「篤姫」で小松帯刀を演じた瑛太はやっぱりさすがと思いました。

 

子役たちの演技も上手!

大人役とのイメージが近いのもいいですね。

大人時代に突入しても違和感なく見られました。

 

あと、最高にかっこよかった渡辺謙

本人が素敵なのはもちろんですが、衣装がいいなあと思って調べたら、衣装担当は晩年のクロサワ映画を支えた黒澤和子さん(映画監督、黒澤明さんの長女)だそうです。沢村一樹が身に着けてた緑の袴もいかしてました。

 

鈴木亮平さんの西郷どんは人の良さが伝わってきて応援したくなります。

しょっちゅう走ってて汗かいてるのに、清潔感があるのも魅力。

 

麿(登坂アナ)はいなくなっちゃったみたいだけど、「西郷どん」も始まってあいかわらずNHKから目が離せない年になりそうです。

 

キバレ(頑張れ)西郷どん‼