映画「カメラを止めるな!」を観てきた‼
ホラー映画は苦手で普段はまず見に行かないのですが、とってもヒットしているらしいという噂を聞いてTOHOシネマズ与次郎へ行ってきました。
というのも先日初めてインド映画を見たところ思いがけず大変好みだったので。
今、普段見ない映画を観るのに積極的になっている時期みたいです。
ちなみにそのインド映画はマルヤガーデンズのガーデンズシネマで上映の「バーフバリ」。
マサラ上映も気になる。
そういえば鹿児島市での「カメラを止めるな!」の上映館はTOHOシネマズ与次郎とガーデンズシネマです。
で、話は戻って「カメラを止めるな!」の感想なのですが…。
見始めてすぐ「しまった」と後悔。
ホラー映画を見慣れてないので、ちょとしたシーンにびびって疲れるんですよ。
分かっていたこととはいえ、血しぶきも気持ち悪い。
自主映画で手持ちのカメラで撮影するという設定のせいか、やたらとカメラがぶれて画面酔いのようになってしまい辛い。
辛いところに延々続く女優の悲鳴と大音量のサウンドトラック。
席を立とうかと思ったのですが、お客さんが一杯で通路までが遠い…。
「もうこの状態が私にとってはホラーだよ」と思いつつ、しょうがないので、話が落ち着くまで待つことに。
私はホラーが苦手だから嫌でも、他の人はこういうのがいいのかもしれないから、盛り上がっているかもしれないとこ邪魔しちゃ悪いと思って。
よそ様のシマ(ホラー好きの中)に遊びに来て、失礼があってはよくないですから。
薄目をあけてあんまり血をみないようにして、カメラが走る時はしばらく目を瞑るという何やってんだ状態で切り抜けた最初の37分。
その後話が落ち着いてきたので帰ろうかなとも思ったのですが、その頃には画面を見るのがあまり辛くなくなってきたのでそのまま見続けることに。
お金もったいないし。
すると、あら、あらら…不思議。
「え、そうなるの?」
「へ、そうしちゃうの?」
「は、そんな人だったの?」
思わぬ展開でだんだん話に引き込まれて行って、登場人物に愛着がわいてきます。
いるいるこんな人、あるあるそんなこと。
しまいには、な…なんとビックリなことにすごく後味の良いフィナーレ。
いや~、え〜、ホント?
「ホラー映画見に来て大失敗」と小一時間前には自分を呪っていたのに、あんな気持ちやこんな気持ちになって映画館を後にできるとは。
後味のよさで最初のしんどさも帳消し。おつりがきました。
席立たないで良かった!
ネタバレになっちゃうので詳しいことは書きませんが、
冒頭、画面に酔って気持ち悪くなったけれど、立ち直った観客もいるということを誰かに伝えたかったのでした。
やっぱりたまには違うジャンルの映画を見なきゃ!食わず嫌いはよくないかも、と思った午後でした。